あえてゴージャスルーム、ひとりカラオケで思う存分涙を流す!

先日、「ひとりカラオケ」をテーマにしたドラマを見ました。私のひとりカラオケ歴は長く、かれこれ20年以上になります。ホテルのカラオケボックスなども利用したことはありますが(もちろん、ひとりで!)、このドラマで紹介されたほど、ゴージャスなカラオケルームは見たことがありませんでしたので、これはひとりカラオケマニアとしては、是非ともおさえておきたい!とカラオケボックスの名前、場所をメモに取り、早速インターネットで検索!

そのカラオケボックスのすばらしさは、部屋の豪華さ、多種多様な料理だけにはとどまらず、なんと、カラオケボックス利用時に、カラオケボックス利用頻度の高い人なら絶対、そこにこだわるだろう!という、曲数の多さが日本一!というのが最大のウリなのでした。

インターネットでも、曲を検索できるというので、やってみましたら…、かつて「泣ける曲が多い!」とマニア支持の非常に高かった、シンガーソングライターの、アルバム収録曲、ぜんぜん売れてない、有名でもない…、が入っていたので狂喜乱舞!このカラオケボックスの本気度、…パネエ!(ちなみにハンパではない、というほどの意味合いの若者コトバです。スミマセン。舞い上がりすぎました)。

実際に出かけてみました。若者が多く往来するS谷のチェーン店です。お値段は、他の格安カラオケボックスチェーンに比べ、倍以上…、とちょっと高め。でも、いいんです。曲数が多いから。まったくノープロブレム。

かくして、ゴージャスルームのひとりカラオケ、存分に堪能しました。思いっきり酔い痴れて…、気持ちよく泣きました。…コレ、もし、カラオケ屋の店員がモニターチェックなどしてたら、羞恥死にしてしまいそうな痴態ぶりです。

音響もすばらしく、マイクの感度も良好!すばらしい、ひとりカラオケ涙活!とご満悦の自分でしたが…。支払いを済まそうと、廊下に出たところ、自分の隣でひとりカラオケしていたらしい人が店員にクレーム。

「防音設備完璧って書いてあったんですけど、音漏れしてませんか」。

結構な剣幕です。スタッフ、丁重に答えています。「防音には万全を期しているはずなので、お客様の歌声は外までは漏れていないかと…」。

「いや、そうじゃなくて!隣の歌声が、うるさくて!ボクが自分の歌にまったく集中できないんですよ!」。

…そ、そりゃあ、紛れもなく私のドラ声だ〜!思わず調子ノリ過ぎました!ごめんなさい〜!